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「人生は〇〇に似ている」式ドリル

第三回「『人生は〇〇に似ている』式ドリル」実践

 

今回は第3回目となる「『人生は〇〇に似ている』式ドリル」を実践していきたい。

企画を簡単に説明すると、よくスピーチなんかで使われる「人生は〇〇に似ている」というフレーズの〇〇に適当な言葉を当てはめ、制限時間内に即興で文章を考えるという企画。

細かいルールは以下である。

・「〇〇」に当てはめる単語にはこちらのサイトをお借りする。
ランダム単語ガチャ(※利用許可を頂いております)
選出される単語の難しさ(常用的か否か)を段階で選べるうち、最難度のLv.5まで出るように設定。

・ランダムに単語が出たら、それを入力し即、制限時間2分のタイマースタート。
タイムアップの時点でキーボードより手を離し、文章は改変禁止。

さっそくはじめよう。

 

一単語目

単語 「玉突き事故」

人生は玉突き事故に似ている。

しばしニュースなどでも目にする目も当てられない事故。不幸というのはたたみかけるもので、ひとつがもうひとつを呼び結果大惨事にということはしばしある。結論、最初のきっかけをつくらないことこそ重要であるが、それができるなら苦労はしない。一つ、たたみかける不幸は甘んじで受け入れるのもそれなりの人生というものである。

「不幸は畳み掛けるもので、その流れは時にどうしたって止められないものである」
という論は悪くなかったし、本当にその通りだと思う。
ただもうひとつくらい展開があってもよかった気がする。

あと、「ニュースなどでも『目にする目も当てられない』事故」という言い回し的にちょっとうまいことを言おうとしたみたいで恥ずかしい。
故意でなくこういう表現をしてしまうのもアドリブならではである。

次。

 

二単語目

単語 「マエストロ」

人生はマエストロに似ている。

人生は野を駆けるサッカープレーヤーがゴールを目指すように、その道は一直線ではなく、交わる障害物をかわしながら進むものでありそれこそが難しさ、そして面白みを加える醍醐味というものである。

その中で何を持って人を扇動するか。人を動かすということは簡単ではないが、仲間を自然とえるような背中の見せ方というm

 

マエストロってなんだっけ…..?

無知を恥じるばかりである。これではなんの文章も書けはしない。

ただ、前回引き当てた「ヤンソンの誘惑」のように明らかに常用的でない単語、というわけでないのは知っている。なんかカリスマ的な意味で、何故かサッカーに関する言葉だった記憶が浮かんだ….

答え合わせの如く調べたら、私の記憶は確かであった。マエストロとは芸術における「巨匠」のような存在のことで、音楽家に対して使われることが多いらしいがサッカー選手にも用いられる。
歴史に名を残した選手や、ゲームの流れを支配するような技術力を持つ選手のことらしい。ということは解釈は大体あっていたということだ。

 

 

三単語目

単語 「ドレイクの方程式」

人生はドレイクの方程式に似ている。

かのドレイクが晩年見つけ出した方程式と同じように、最終的に人生は同じところにいきつくというのが結末である。そこに行くまでに様々な分かれ道を経て、そこに何か醍醐味らしきものを見つけたりしても良いが、分かれ道はいずれ合流する結果ならばその過程に何か点数をつけるような意識をもつことが不要で

これだ。この一ミリも知らない単語が出た時のやったるぜ感はクセになる。

文章終盤に見られる「なにか教訓をくっつけたれ」という精神は本企画のコンセプトに沿っているので自己評価できる点である。

そして気になる「ドレイクの方程式」が何かというところだが、

「銀河系に存在し人類とコンタクトする可能性がある地球外文明の数を推定する式」

のことらしい。
めちゃくちゃ面白そうじゃないか…
こういうドリーム感満載の内容は人生とのつながりをこじつけるのに好材料である。

 

さて、第三回目を終えた所感だが、
個人的にはマエストロからサッカーを連想できたのが良い点であった。

確かラッパーのKREVAがどの曲かのリリックに用いていたような気がするが…
得た知識がいつどこで有意に引っかかるかはわからないものである。