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音楽コラム

第五回「『人生は〇〇に似ている』式ドリル」実践

今回で第5回目となる「『人生は〇〇に似ている』式ドリル」を実践していきたい。

企画を簡単に説明すると、

よくスピーチなんかで使われる「人生は〇〇に似ている」というフレーズの〇〇に適当な言葉を当てはめ、制限時間内に即興で文章を考えるという企画である。
細かいルールは以下である。

・「〇〇」に当てはめる単語にはこちらのサイトをお借りする。
ランダム単語ガチャ(利用許可を頂いております)
選出される単語の難しさ(常用的か否か)を段階で選べるうち、最難度のLv.5まで出るように設定。

・ランダムに単語が出たら、それを入力し即、制限時間2のタイマースタート。
タイムアップの時点でキーボードより手を離し、文章は改変禁止。

では始めます。

一単語目:「アツアツ」

人生はアツアツに似ている。
それは生きているという十巻に他ならない。
何か目まぐるしいような展開や出来事に振り回されるとき、なぜこんな目にと思ったりするが、
その不条理さこそが生きている十巻であり、その目まぐるしさに胸が熱くなる、それこそが生きている実感というものである。

なんだアツアツって…
表示された単語を見たとき、少し差し込まれた感覚があったが、かなり書きやすいお題ではあったと思う。
私が書きたかったことはアツアツというか「ヒリヒリ」に近かったかもしれないが、わりと満足に書けた。次。

 

 

二単語目:「チリコンカン」

人生はチリコンカンに似ている。
その鐘の響きのように、何か人生というものは知らせに応じて動き出すことが多くのパターンである。
その音はときに種類を選ばず、どんな聞こえかたをするかはわからないが、必ず訪れるその知らせ、タイミングを聞き逃さず好機として生かすことこそが人生の心得である。

 

チリコンカン….?

久しぶりである。言葉の意味が想像もつかない単語と直面するのは。
ただこういうときこそアドリブ力を試されているようで燃えるのである。
奇しくも私が一単語目の文章で言いたかったのはこういうことだ。

もちろんチリコンカンが鐘の音でないことはわかっている。次。

 

 

 

三単語目:「ガーデンニング」

人生はガーデニングに似ている。
初めはまっさらな地面に何を植えていくかは自分次第であるが、
生かすも枯らすも自分次第である。
鍛錬をするように日々水をやり、肥料を与え、
その積み重ねで最後に綺麗な庭が見られるかは人生の本当に最後の最後に答え合わせの王にわかるはずである。

※最後の一文は「答え合わせのように」の誤字。

誤字があるがお題は「ガーデニング」。
本企画始まって以来のサービスお題である。なんならマジでこの導入で始まったスピーチを過去に誰かしているんじゃないか。
園芸植物にまつわる会社のスピーチでこんなのがあったかもしれない。

そして肝心の内容だが、あんまり満足していない。
「植物を育てる」ということ自体、どんな風に表現しても人生と結びつけることは容易のはずなのに。
「芽が出る」とか「花が咲く」なんて表現もあるし。
なんというか、ど真ん中スローボールが来ると、力みすぎて逆に打てないというアレである。そういうことにする。

 

振り返って、今回は割と面白い単語が出たと思う。
ちなみにチリコンカンは、「メキシコ料理が由来のアメリカ南部テキサス州発祥とされる郷土料理」らしい。
チリビーンズのような見た目で、ホームステイ先で学生が食わされているようなやつだ。

当然知らない。そんなの。
以前出た「ヤンソンの誘惑」といい、たまに謎の郷土料理が出る流れはなんなんだ?